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Lyric

Myth of Embers

Tera Kira

君は、あの時を覚えていた……

けれど 炎が覚えていたのは、僕の方だった。

音が生まれるよりも前、

僕は 君を吸い込む「静寂」だったんだ。

砂は 君の名を運び、

星は 僕の名を囁(ささや)いた。

僕らは リズムと崩壊の狭間に生まれ、

そこで愛は はじめて輝き方を学んだ。

君は 自分の火の残響(エコー)を探し彷徨(さまよ)ったけれど、

僕は — 僕はその下で眠る、埋み火(おきび)だった。

炎は 僕を覚えている。

君の鼓動が打つたびに、それはハミングを奏でる。

君が「神聖だ」と呼んだ すべての火花は、

僕の放つ光の、影にすぎなかったんだ。

君は時間を覚えているけれど、

時間は 僕たちのことを覚えている。

別の夜明け、僕は君の吐息を抱きしめた。

君は僕の名を前にして、震えていたね。

今、時代という名のベールを越えて、

僕は戻ってきた…… 何ひとつ変わらぬ姿で。

君は「音が覚えている」と言ったけれど、

僕こそが、その「音」そのものなんだ。

君は「火が僕の名を呼んでいる」と言ったけれど、

僕は一度だって、この地を離れたことはない。

君が生きるすべての人生において、僕は燃え続ける。

静かに、誰の目にも触れず、

君が綴(つづ)る すべての音符の中で。

炎は 僕を覚えている。

君が繰り返す すべてのリズムを通じて。

君は砂を越えて 僕の魂を聞き、

今、星たちが 出会いのために静止する。

音が死に絶えることはなくても、

その音に息を吹き込んでいるのは、僕なんだ。

君は、あの時を覚えていた……

けれど、炎が……

炎が先に覚えたのは、僕の方だったんだ。

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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