知らないふりをしてくれたのジャケット写真

歌詞

知らないふりをしてくれた

GREYLINE

知らないふりをしてくれた

あの日のことを

今になって思い出す

いつもより少し遅い返事にも

君は何も聞かなかった

テーブルの向こうで水を注ぎながら

ただ今日の天気の話をした

箸を置く音がやけに大きくて

僕はうまく笑えなかった

それでも君は目をそらさずに

急がなくていい顔をしていた

気づいていなかったんじゃない

たぶん全部わかっていた

それでも言葉にしないまま

隣の席を空けてくれた

知らないふりをしてくれた

僕が崩れないように

何も聞かない静けさが

あの夜を支えていた

大丈夫なんて言わせずに

ただ同じ部屋にいてくれた

いつも通りの声だけで

帰る場所を残してくれた

開けたままの窓から入る風が

湯気を少しだけ揺らした

帰らない理由を探していた僕に

君は時計を見ないでいてくれた

鞄の紐を何度も直す癖も

沈黙が長くなることも

たぶん君は知っていたのに

何も知らない顔で笑った

知らないふりをしてくれた

僕が話せる日まで

答えを急がない時間が

少しずつ息を戻した

慰める言葉じゃなくて

責めない沈黙をくれたから

僕は弱いまま座って

夜を越えることができた

知らないふりをしてくれた

何も聞かないまま

僕をひとりに

しないでいてくれた

  • 作詞者

    GREYLINE

  • 作曲者

    GREYLINE

  • プロデューサー

    GREYLINE

  • ボーカル

    GREYLINE

知らないふりをしてくれたのジャケット写真

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