あたしいつでも夢を見ていたの
暖かい日差しと柔らかい声
あなたが笑った顔が好きだったの
あなたがあたしのこと名前で呼ぶ声が好きだったの
それだけで「ここにいてもいいんだよ」って言われた気がしたから
西日が差す部屋の中ではキラキラと埃が舞っている
ぼんやりと触れ合う手と手が明日を探してる
不意をついた口づけと
耳に残る愛してるが
約束のない明日をつないでいく
あたしいつでも夢を見ていたの
暖かい日差しと柔らかい声
このまま死ねたらいいと思っていたのに
雨が降ってもあなたはそこにいる
この日々をずっと待っていた
つながる理由のない手と手が触れ合ったあの日から
あなたの声のする方へと歩いている
誰もいない世界から 苦しいと伸ばした手が
あなたに届くと気づいてしまったから
あたし今でも夢を見ているの
約束がなくても信じられる永遠を
夢の終わりをいつしか待ち望んでいる
雨が降っても強い風が吹いていても
あなたの名前を呼んだあの日から
つないだ手と手は離れないとわかってた
生きていて本当によかったなぁ
この日々をずっと待っていた
- 作詞
小林唯
- 作曲
小林唯
小林唯 の“夢を見ていた”を
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小林唯名義3枚目のミニアルバム。
最新作「兄弟」を含む、時間の流れに視点を向けた新旧さまざまな楽曲が収められている。
時間は誰に対しても平等であるが、それゆえについてこれない人にも容赦がない。
落伍者たちはその道の途中で美しい景色を見ることができるのか。いつだって、答えは風の中なのだ。
アーティスト情報
小林唯
10代後半から作詞作曲をはじめ、20代30代前半はバンドをメインに活動する。 「The Sicks」「Two pills on the beach」「the lastwaltz」「the Syda」「エブリデーサンデーズ」などのバンドを組んでは解散、最終的に「marebito」という名前でメンバーを固定せず活動する。 2021年「yuglet waltz」という名前のバンドも結成し、様々な形で音楽活動を行う。 幼い頃に母が聞いていたフォークソング、高校の時に聞いていた日本語のパンクやギターロック、好きだった小説などの表現を吸収し、自分なりの世界を作り歌っている。情緒的なものが好きで、歌詞やメロディもだいたいそんな感じ。
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無所属