夢見る頃を過ぎてものジャケット写真

歌詞

心配性

小林唯

世界中が夏に焦がれてても君の優しさは覚えてる

たとえ冬が終わらなくてもそれはそれで構わないし

冷たい雨が降ってきたらびしょ濡れになって海へゆこう

そのまま夜を待って寄り添って寝てしまおう

それからのことは正直ほらあんまり覚えてはいないけれど

結局二人はずっとひどく幸せだったって分かるだろう

流れ着いたラジオの音だけがなり響いていた海岸で

溶けた体の芯でお互いを確かめた

いつまでたっても僕らは心配性で

明日のことだけ考えて生きるけど

アイワナビーとロックンロールに憧れて

転がるように明日へと逃げたのさ

いつの間にか世界が終わっても君の優しさを覚えてる

たとえ明日が来なくたってそれはそれでかまわないし

暗闇さえ見えない果ての果てでもう一度だけ笑い合いたいな

そのまま全部なくなって漂ってしまいたいな

いつまでたっても僕らは無関心で

明日のことさえ考えずに生きるけど

アイワナビーとロックンロールに急かされて

転がるように明日へと逃げたのさ

退屈な頭の中でだけ鳴り響いている音と歌詞を

君に伝えたくなって無茶苦茶なことばかり言ったけど

本当は全部どうでもよくて歌いたいことも大してなくて

それでも憧れだけがあって全く嫌になるな

  • 作詞

    小林唯

  • 作曲

    小林唯

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小林唯名義3枚目のミニアルバム。
最新作「兄弟」を含む、時間の流れに視点を向けた新旧さまざまな楽曲が収められている。
時間は誰に対しても平等であるが、それゆえについてこれない人にも容赦がない。
落伍者たちはその道の途中で美しい景色を見ることができるのか。いつだって、答えは風の中なのだ。

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心配性

Apple Music • フォーク トップソング • 日本 • 38位 • 2021年9月19日

アーティスト情報

無所属

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