Blue Lightのジャケット写真

歌詞

Kangaroo

Deges Deges

囲まれて鬼に叩かれて

何が何だか分からないうちに

生まれ変われたら

鳥になって羽ばたいて

貧乏くさい鬼達からからがら

大空はどこまでも続く

ここにはない幸せという

名前のついた感情が湧き出てくる

泉があればすぐ飛び込める

道しるべあの人の背中に見てた

まだ泣かなかったよmother

黄昏時でも戦う

きっと何かの拍子が弾む

1000年前からどうする?

明日のご飯はどうする?

考えるだけど考える

更に考えに考えてカンガルー

あれじゃ無いこれじゃ無い

それはない夢じゃない

夢のまた先の夢をカンガルー

道しるべあの人の背中に見てた

まだなかなかなんだmother

心はどこにあるのか

胸がぎゅっと痛むのは確かに

道しるべあの人の背中に見てた

まだ泣かなかったよmother

道しるべあの人の背中に見てた

まだなかなかなんだmother

  • 作詞

    高田風

  • 作曲

    高田風, 井上拓己

Blue Lightのジャケット写真

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⾼⽥⾵は1 年間部屋にこもって100 曲制作し、随時インターネットで発表。世界中の⾳楽好きからのフィード・バックを加味しながら、楽曲を厳選していった。続いて、「俺が知る限り⼀番演奏が上⼿い」という盟友 井上拓⼰と共に、さらなるアイディアを反映させた。
録⾳は井上家。埼⽟は春⽇部の⼀⾓にあり、⽥畑の隙間に家屋がポツリという牧歌的なロケーションだ。ゆえに防⾳無しでの⼤⾳量も、そこそこ許してくれる(らしい)。2 週間の合宿を組み、ふたりだけでレコーディングした。
⾼⽥のボーカル・ギター、井上のベース・ドラムといった⾃⾝の主楽器のみならず、鍵盤楽器や管楽器など、必要な⾳はすべてふたりが演奏した。録⾳が実家なら、ミックスも井上が担当。⻑い時間をかけた何度もの試⾏錯誤の末、磨き上がった楽曲を清⽔裕貴⽒がマスタリングし、約1年半の制作期間を経て、本作『Blue Light』は完成したのだ。
ジャズやブルースを礎に、ロック、ソウル、AOR、プログレ、オルタナ、エレクトロと、想起されるモチーフは古今東⻄。数多の楽器が繚乱する彩り豊かな楽曲があれば、ボーカル・エレキギター・ドラムの3 つのみで構成されたソリッドな楽曲もある。サウンドはローファイで、そこここに荒々しさが⽬⽴つ。だからこそ、ルーツや本能、衝動やアティテュードはむき出しになった。
「本来のアーティストの素直な形って、そりゃあヒネくれてるでしょ」と、井上は笑う。芸術家がただ純粋に、直情的に表現した作品は、常に異質で、異様で真新しいことを我々は知っているはずだ。
なお、タイトルについて⾼⽥は「⻑い間スマホやパソコンを⾒続けて、その画⾯から発せられるブルーライトを浴び続けながら完成した作品だから」と語る。狭い箱の中からでも世界にアクセスできるのが現代だ。アルバム『Blue Light』は、真の意味でのアーティストが技術を駆使して完成させた、2021 年における重要な芸術作品のひとつである。

アーティスト情報

  • Deges Deges

    グッチャグチャなバンドDeges Deges。 風と井上の二人組バンドです。 風:一人渡米、全米ツアー、タイツアー、台湾ツアー SXSW出演、フジロック出演、Wonder fruits出演、 井上:春日部在住、自宅スタジオ、ドラム本業マルチプレイヤー、フジロック出演 風は作曲を年間100曲行い、井上は10種類くらいの楽器を演奏できるマニピュレーターです。 二人ともブルースがルーツですが、ジャンルは問わずいろいろと挑戦していきたいと思っています。 人間が演奏する音楽が好きです。

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Zenjidai record

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