春はまだだけど
空色のパステルで
窓ガラスの上に水平線を描いたよ
あの日、君が砂に書いた
「いかないで」という言葉
君は笑って消してたけど
冗談じゃないの気づいてたんだよ
「ごめんなさい」と
伝えたいけれど
遅すぎた光の中で
大切だったもの
どこを探してもないんだ
開きそうな扉もないんだ
でもあのときは
飛び立っていくつもりでいたんだよ
季節はくるくると
廻り続けてるけど
この部屋もこの毎日も
凍り付いたまま止まってるんだよ
会いたいよ
あの日のふたりを包み込んだ潮風の中
抱きしめたいけど
戻れない道もあるんだ
叶わない夢もあるんだ
でもあのときは
そんなことを知らないでいたんだよ
羽ばたいてるつもりでいたんだよ
- 作詞
花束澪
- 作曲
花束澪
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凍眠 - Cryonics (feat. 初音ミク)
花束澪
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