

ガラスの破片が皮膚を突き破り
肺に届いて 呼吸を忘れる
握っていた色鉛筆の芯が折れる
青空に掛かる虹は
途中で消えた
真っ黒と真っ白が入り混じって
かといって灰色にもなれはしない
どっちつかずの姿に苛立った声が
気まぐれに投げつけられる
痣だらけの影たち
見てくれだけの優しい音が
許してあげるからと囁いている
立ち上がるから遠慮するよと
骨が笑う
過ぎ去った在りし日
別れを告げる
悪夢の夜
流れ着いた川岸に身を寄せて
深緑の息吹きを体内に宿し
凍えた瞼を見開いてじっと手を見る
遥か彼方に一艘の船
途中で沈んだ
百の花が入り乱れて
騙しすかし繰り返し のろしを上げる
どっちつかずの戦に痺れを切らし
散々な揶揄が飛び交う
明けた朝に笑う雛たち
明け透けに差し伸べられた手が
解放してあげるからと囁いている
門を建てるから構わないよと
石が放つ
忘れじの在りし日
約束を守る
くれないの朝
乾きも憂いもなく
風は滞りなく滑り
あらゆるものを撫でていく
夢も希望も置き去りにして
姿を変え 形を変え
同じように通り過ぎる
ああ、あれに見えるは、わたしの影
ああ、そこに見えるは、わたしの家
ああ、確かにここに在ったものたち
- Lyricist
Fuku Mikoto
- Composer
Fuku Mikoto
- Producer
Fuku Mikoto
- Other Instruments
Fuku Mikoto

Listen to Beautiful Tale by Fuku Mikoto
Streaming / Download
- ⚫︎
Beautiful Tale
Fuku Mikoto
"Beautiful Tale"
A minimal dark lo-fi experimental J-POP track built on silence, low-end impact, and unstable textures.
Artist Profile
Fuku Mikoto
Sound emerges, unfolding like Go stones.
Fuku Mikotoの他のリリース



