歌詞

改札の前で　言葉を探して

飲みかけのコーヒー　ぬるくなってた

笑ってる君の瞳の奥

少しだけ　揺れてるのが見えた

「大丈夫」って　言い合うたびに

心の奥が　きゅっと痛んで

今だけは　強がりもいらない

その手を　離したくないんだ

最後の夜を　抱きしめながら

君のぬくもりを　覚えていたい

帰ってくる日を　信じているのに

まるでこれが　最後みたいで

泣き笑いの　私たちの時間

どうか止まらないで

駅まで歩いた　帰り道の途中

君の好きなラーメン屋　まだ灯りがついてた

「最後に寄ろっか？」って笑う顔

いつもの仕草が　愛しくてたまらない

写真じゃ伝わらない距離を

超えても心はそばにいる

LINEのスタンプ一つでさえ

胸が温かくなるよ

最後のハグを　交わしたあとで

「すぐに会えるよ」って　君は言った

わかってるけど　涙が出るのは

きっと本気で好きだから

また二人の季節が来たら

同じ空を見ようね

飛行機雲が　消えていく空

君を乗せた　風の向こう

「頑張ってね」って小さく呟いた

私の声は届いたかな…

最後じゃないよ　信じている

離れても繋がるこの想い

会えない時間が　増えてもいい

君を想う時間が増えるだけ

「おかえり」って言えるその日まで

私は君を待っている