歌詞
水色の籠
Mass, おやすみまくら, phuni
嘘を纏いましょう
人を集めて 主役を演じるの
嘘を紡ぎましょう
孤独に逃げて 憧れは
臆病隠す仮初
吹き抜けた風 靴先を
渦巻いて隠す口先
すれ違う顔と過ぎた庭先
交わらないふたり
静かに声無く消えたカナリア
朝に眠る籠は冷たく
上手に歌えないあの小鳥は
空を忘れ 地に棄てられた
憧れ 彩り注ぐあなたは
揺れる外の影に怯えた
円かな顔して眠るカナリア
彼女は今
夢を見ることなく去る
花が揺れる 影が消える
種を植える 罪と
重ねた口
奏は叶わぬ無垢な小鳥は
柔らかく 生温く
手を掛けて 鳴を上げる
誰も知らない 二人だけの秘密
瞳 焼き 黄昏に微笑みを
弾けてしまえと
(苦しいと漏らした)
祈るカナリア
(可愛いカナリア)
潰れた嘴
(汚して)
汚れた手で
(まっくろな手を取って)
抱いて
(踊りましょう)
溺れてしまうの
(貴女で満たして)
殻の私は
(歪んだ口端)
生まれ変わりたい
(見せてよ)
一度
(心を)
バラバラに
割れて(割いて)
あいを 恋を 秤にかけて
毒を 食んで 咲くカナリア
- 作詞
Mass
- 作曲
Mass
Mass, おやすみまくら, phuni の“水色の籠”を
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