歌詞

なにもライラック、こうやってさ

綴じた本を眺めなくても

どうしたってすくえないのは

砂金の夢とパートンの子供

燃える腫れた月食の

手をたたいたホオズキが

羊頭裂いて 指先触れる故意に

排斥が気づいたって 湿らすだけで落ちていく

右側漬けたダリアが 蜂蜜薄めた頃に

涙固めたビオラで クモと遊んで待ってて

きみを迎えにいけないけど

枯れたライラック、おもむきは

愛した角とひしゃげた睫毛か

折れる悔いと石灰に

並ぶ銀のホオズキが

林檎頭抱いて つり合い揺れる声に

何人か気付いたって振り向くだけで過ぎてく

言い訳透けたダリアが肺に溜め込んだ空気

海賊浮かべたビオラで二人遊んで待ってて

きみは迎えてはくれないけど

羊頭抱いて 指先触れる声に

排斥が気づいたって 湿らすだけで落ちていく

右側透けたダリアが 蜂蜜薄めたコロニー

涙固めたビオラで クモと遊んで待ってて

きみを迎えにいかないけど