歌詞

手紙を書いたよ

もう出さないからね

少しだけここで恥ずかしいけど

読んでみることにするよ

たんぽぽが咲きました

たくさん咲いていて

少しだけちょっと

君がいた頃のことを

思い出しました

ねえ最近声が少し小さくなったみたい

幽霊みたいだって

昨日友達に言われたところさ

あんな大きい声で話す相手がさ

もう今じゃいない

耳を傾けてくれる人もいないんだ

イスに腰掛けて

レモンのクッキーを一つかじり

あの時作ったほら

呪文をさ

思い出すよ

思い出しても

思い出せないよ

ねえ

忘れないでね

忘れないでね

2人で話したたくさんの話

ねえ

覚えていてよ

覚えていてよ

憎たらしい

君と僕との微笑みをさ

たんぽぽが咲きました

こっちを見てるけど

僕は目を合わすことを

諦めてまた少し歩き出した

あの最後の日にも咲いていたんだから

あれから黄色を見ることが

おっくうになったみたいなんだ

大人になれないよ

君はなれないよ

なんて笑いながら

君は確かそんなことを言ってただろ

大人になれそうさ

だってとうとうさ君の声がほら

頭から聞こえなくなりそうなんだから

ベッドに横たわり

読みかけの本を開いてみたら

あの時歌った

ほら

呪文がさ

散らつくんだ

思い出しても

何も出て来ない

ねえ

忘れないでね

忘れないでね

2人で過ごした

春夏秋冬

ねえ

覚えていてよ

覚えていてよ

憎たらしい

君と僕との微笑みをさ

CATCHER IN THE DIE

CATCHER IN THE DIE

崖の上でね

日が暮れるまではしゃいでいる

君のことを受け止めるよ

やっと思い出した

あの呪文を

ララルラ

ララルラ

ララルラララルラ

ラルラララルラ

ララルララルララ

ララララルラ

憎たらしい君と僕との

微笑みにさ

真夏のコバルトブルーの空

赤くなり始めた秋の空

雪が降り注ぐ真っ白い冬

そして金色のたんぽぽが揺れる春

いつもそこには

君が立っていた