Lyric

「これで　さいごだね　もう　あえないね」

そっと　つぶやく　こえに　まぶた　ふせながら

うなずいて　いたけれど　こころ　かなしくて

つかんだ　その　うでを　にぎりしめて　いた

はなれない　ように　はなさぬ　ように

ここまま　ときを　とめたいよ

あなたが　とけいを　みる　わたしは　ふるえるの

とめられない　この　きもち　こみあげる　せつなさが

できるなら　つたえたいよ　すべてを　うちあけて

その　うでの　なか　とびこみたいよ

こぼれる　この　なみだ　いつか　かれるなら

このまま　いっそ　こおらせて

わすれたい　うたが　ある　けしたい　ゆめが　ある

どんなに　ねがっても　かなわない　ものならば

どうして　ともだちの　ままで　いられない

つらい　だけだって　しっているのに　ね

どうして　ぬくもりを　もとめて　しまうの　だろう

ひとりは　なれているのに　ね

はっしゃの　ベルの　おと　こころ　たかまって

とびらが　とじる　まえ　とびのって　しまいたい

そして　だれも　いない　とおくへ　ふたりで　いくの

すべてを　わすれ　すべてを　すてて

ふたり　だけで　いきたいよ

ここまま　ときを　とめたいよ……

なきだして　はしりだす

この　こえ　とどかない

とおざかる　れっしゃ　とおざかる　あい

あふれる　この　なみだ　いつか　かれる　なら

このまま　いっそ　こおらせて

このまま　いっそ　こおらせて