三瑚礁のジャケット写真

歌詞

初恋とお墓

箱波さとし

いつかの向こう側で見た景色って

いつかの言葉をそっと撫でていて

快速的空港で今日も君を待っている

君の帰りをただ待っている

潮の香りに浸って立って聞いてても

振り返り笑った顔が消せないから

パン屋の横を抜けてあの猫に挨拶し

もうこれ以上僕は泣かないのさ

今更もう遅いだろう

君には会えないだろう

だけど僕は待つよ

君のお墓には君がいない

あゝさよならさえも言わせない

君の顔を殴りたい

せめて最後の言葉は言おうぜ

君の歩いた青空を描いていた

論より証拠、身も蓋もないか

僕でいたいと願ってた昨日よりも

白い手紙は熱を帯びた

無くさないような言葉の裏側で

蠢く今、軌跡は近いよう

酒気を帯びたあの幸せの日々

を下から覗いている

あゝ君の線を追いかけた

意味も無いのは誰よりもわかってるさ

ねぇ?

あゝさよならさえも言わせない

君の中の幸せになれたなら

今僕は泣いてしまう

ただ君に

  • 作詞

    箱波さとし

  • 作曲

    箱波さとし

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