Lyric

嗚呼 気付けばまた無駄話 寒い薄笑い 汗だらり

下手打てば叩き 情けなし 末代まで晒し首

毎夜 浮世にて綱渡り 一生終わらない金縛り

薄氷に乗り 踊り のたうち 奈落に堕ち 次はない

口遊び 嘲笑い 枇杷を頬張り また知らんぷり

媚びたもん勝ち 惰性を売り どうも毎度あり

やってらんねぇ 飲み足んねえ 息が難しくって仕方がないね

不埒な夢も醒め切った往来 オーライ

あなたって傲慢ね 裸で愛してもらおうだなんて

御粧し一つも知らぬままじゃ風邪をひくわ

どうせ影だけの鬼ばかり 姿も見せない御神渡り

ご機嫌損ねぬように ほら抜き足差し足忍び足

泣き落とし 騙し討ち 百合掠め盗り また知らんぷり

何処かの受け売り こけ威し 申し訳も無し

ねぇ黙って 吐き足んねぇ まるで解ったような口を利かないで

獲れもしねぇ果実見上げちゃって蒙昧 ドンマイ

生き倦んで 身を売って とんだ端金 花一匁

めでたしの内臓なんていつも 呆気ないわ

逃げ出した裸足のまま 惚れた腫れた疲れ果てた

あの世から追い出され 流れ 流れ

嗤いたきゃ嗤うがいいわ どうせ同じ穴の貉

人臭ぇ街を今日も往く

やってらんねぇ 飲み足んねえ 息が難しくって仕方がないね

不埒な夢も醒め切った往来 オーライ

死に急いで 逝き遅れ こんな恥塗れで生きようだなんて

あたしに一つ下さるかしら

道化の華