フォノイコライザーのジャケット写真

歌詞

紙一枚

WAKABA

握るペンの重さから伝わる想い

それをそのままリリックに起こすと遅い

目に入った瞬間に制作は始まり

お客さんの日常に溶け込み終わる

会話1つ取ってもとっても

大切な材料を逃さないとiPhoneに書き込む

ただしこれはあくまでも下書き

更に磨き上げて中身詰めて

清書するのが正しい

書きたくも無い時に書いた歌詞を正当化

する為につけるメロディーまるで喧騒

フローは言葉の中にもちゃんと存在して

抑揚をつけてるだけじゃ問題以前

よく読んでやっと理解出来る程に練って

それを1度聴いて分からせる事が前提

俺はしない過小評価売れ線と文句

自信作だけを詰めてプレゼントフォーユー

ゴミ箱から世界の果てまで

雨風に負けずペンを走らせる

たまにコケそうになる時もあって良い

その度に気付く別の観点に

俺のペン先のインクは血液

絶命するまで続く業者泣かせ

世は情けなら出来るだけこのままで

紙に命吹く音を流せ

歌詞は決して貸し借り出来るものじゃ無いけど

相手を選ぶ事もしない宛名書いても

送り先は自由で受け取り時の気分で

封を開ける前に作品になるんです

在庫の山を抱えながらCD焼く理由は

シンプル名刺代わりそれが俺の印だ

ジャケット無しのEPを物販に置くな

それならCD-Rを買った方が得じゃん

客層を考えて思いの丈を書くと

獲得するはずだった感情を逆走

2時間の映画軽く超える1verseを

本気で描きに行く中指のペンだこ

自己表現は時に自己満足

テーマカルチャーネガやポジに

好みのファッション

常に選択し選抜

世界中が現場

誰がhiphopでそうじゃないなんて贅沢

ゴミ箱から世界の果てまで

雨風に負けずペンを走らせる

たまにコケそうになる時もあって良い

その度に気付く別の観点に

俺のペン先のインクは血液

絶命するまで続く業者泣かせ

世は情けなら出来るだけこのままで

紙に命吹く音を流せ

生活を削いだら良いものが出来るかと

言われたら実はそんな事も無くて

100点を目指しすぎた作品は失敗

点をつけるのはいつも聴いてくれたみんな

  • 作詞

    影賭

  • 作曲

    ヒラテマリノ

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