StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
Just The Music
StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
抜け出しなベッド 置いてきな遠慮
さぁまずは楽にしてくれちゃって結構
弾けたい真夜中なればなおさら
今宵も平らげようかまたあの皿
闇に溶け込む雑念だらけ
音に飲み込まれる言葉はデタラメ
シカトしときな巷のレビュー
振る舞うぜ居酒屋とかには多分ないメニュー
無味で無臭でさらに無形で
だけどお前のストレスとかも受け入れるかも
こっちも気楽にやるよ今日
これは聞き流せるただの余興
どうせデカい音鳴らす酒場ならば
アガれるShitや馬鹿話
たいして金もない なんの当てもない
奴にゃあんぜこんな酒のアテもな
StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
Just The Music
StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
酒焼けでしゃがれた声のこのFlowが俺
酒と煙によく合うから乗れ
「まだやってますかー?」ゆうて暖簾
くぐって三名ご来店
じゃなく振る舞う番 俺うるさいヤツ
My Verse My Verse 聴かす毎晩
君の酒の肴を配達
吐いた唾飲まず I Love My Life
貫き通すCheapな快楽
特別な夜 集まりHighになる
君と俺はめっちゃ気の合うライバル
どっちが残るかファイナル
君の好みがどれでも大津波並みに
なみなみ注がれたDopeなDrink
合わせてGroovyなおつまみ
味にうるさい玄人も文句ない Yes
この場風紀ねー だけど突っ切ってく
野暮通じねー 充分に注いで 運べ口へ
定位置でSpit ろくでもねーWord Play
すでにいい具合 もっと酒回すぜ
ハングリーな奴熱くさせに火ぃつける
揺れなペース上げる今晩のピークへ
ピックして どっかに消える 宿やウチへ
誰がついてく? ラッキーは急に得る
Ready to Rock トークしフリーでいいが
BGMじゃねーんだ これ 他と違ぇブランド!
(Wake Up!)
このツマミは酒進ませる旨みが他と同じじゃねぇ
吐く奴 グラス割る奴 ダウン数名
今晩もこのクラブは平常運転
メインは頂く ラフなセッション
Welcome The Guest 全員グラスを上げろ
StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
Just The Music
StressなくEasy CheapでSpecial
グラス揺らす君と踊るMusic
- 作詞
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル, HI-KING TAKASE, GAPPER
- 作曲
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル の“TSUMAMI (feat. HI-KING TAKASE & GAPPER)”を
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- 1
めぐるうた Intro
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 2
相槌
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 3
New Verse
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- ⚫︎
TSUMAMI (feat. HI-KING TAKASE & GAPPER)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 5
Sagami-Ono Sta. (2020)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 6
いつかの二人 (feat. BOO)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 7
Act Like You Drunk
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 8
青春のヒビ 〜至ってる〜
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 9
DARE (feat. HUNGER & ポチョムキン)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 10
想巡
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 11
また遊ぼう
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 12
IVANterlude
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 13
調子どう?
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 14
Born Again
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
WATTとの出会いは恐らく2006年辺り。
彼は当時2MCの「韻部」として活動しており、
「Mu-Sick」なるそれはもう筆者にとっては相当なクラシックを作り出した天賦の才持つ若者だった。
そんな彼のNew Album「めぐるうた」が2021年に到着。
2015年の前作「栞」を更に凌駕する彼の突出したBeat,Rap,Melodyセンスが多分に収められている。
14曲それぞれが無限に輝きつつ、着地点は1つのテーマで繋がるアルバムだ。
これまで積み上げてきた彼のキャリアも大いに語りたいところだが、
ここでは飽くまで本作に絞り、その突出したセンスをひとつまみしてみよう。
「相槌」でのDilla,Commonへの敬愛で見せる根っから一途なB-Boyイズム、
どこまででも突き抜ける堪らない爽快感にBOO氏の歌声でその力を増す「いつかの二人」、
既出シングルで十八番と言えよう本作屈指のバンギンチューン「DARE (feat. HUNGER & ポチョムキン)」、
同じく既出シングル、HipHopブルースとでも呼びたくなってしまう気だるいトラックに哀愁漂うサビが印象的な「また遊ぼう」、
ラストチューンに相応しいホーン・メロディ・リリックが狂おしい三つ巴の様相を見せ、ふと頬を濡らすであろう「Born Again」。
日毎夜毎、己のBeatとリリックに一喜一憂し、
クラブで気の知れた仲間たちと乾杯を繰り返し朝を迎え、
愛しい我が子の笑顔に万感の思いを馳せる。
等身大のWATTのストリートライフが十二分に伝播される作品だ。
R&Bには「変わりゆく、変わらないもの」なんて言葉があったりするのだけど、
WATTは今作でHipHopを「輪廻」と提唱して魅せた。
寄せては返す波の音。
出会いと別れ。
家族の死があり、家族の新たな生命を授かる。
Beatを切り刻み、新たなLoopを創作する。
自分とはいかに?
自問自答の繰り返し。
数を積み重ね、時を経たからこそ自然で無垢に吐露された「めぐるうた」。
ああ、僕も君も至ったもんだ、ねぇWATT??
(Text by RYJZ1)
アーティスト情報
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
東京生まれ長野育ち、現在は神奈川を拠点に活動するMCでありBeatMaker。 2000年頃よりkamuriとのHipHopグループ"韻部"を結成し活動後、2009年よりソロ活動を開始。 日本を代表するMCの一人であるNORIKIYOにその才能を認められ、YUKICHI RECORDSと契約し2枚のアルバムをリリース。 独自のサンプリングセンスが際立つMPCを駆使したビートメイクと、淀みのないフロウで聴かせる自然体のラップスタイル、時に聴く者の心を揺さぶるメロディーメイカーとしての一面も持ち、マニアックさと大衆性を絶妙なバランスで共存させた作品を生み出している。 自身の作品の他にも様々なアーティスト・企業への楽曲提供/リミックス/客演で活動の幅を広げている(NORIKIYO,BASI,BES,DJ Deckstream,サイプレス上野とロベルト吉野,hokuto,Red Bull 64 Bars,Abema TVなど)。 2021年12月には6年ぶりとなるニューアルバム「めぐるうた」をリリース。
WATT a.k.a. ヨッテルブッテルの他のリリース
HI-KING TAKASE
GAPPER
牛山企画