陽は昇り落ち 繰り返す絶えず
街に響く夕方のチャイム
二人のペース 無理のないサイズ
何気ないこの日々のサイクル
線路の向こう 沈む太陽
右手には感じてる体温
ライフか三和寄って帰ろう
けど特別ないかも足りないモン
中身のないたわいない会話
いつの間にか「またね」は「ただいま」
互いの好物 囲む団欒
不意にハマりだしたボンバーマン
SNSとかじゃきっと映えない
昨日と大して変わり映えない
けどたぶん他の誰にも奪えない
フィルターなしでさ十分輝いてるLife
自由にもっと踊ってたい
理由もなく歌ってたい
こうして過ごして残してこう
魂の形
希望はきっと動き出して
理想はもっと広がって
Hey yo 調子はどう?ってこう
君とただ踊ってたい
そう何気無い
とりとめない
けど求めたい
駅前なら見慣れた光景
チャリで2ケツしたいい歳こいて
いつの間にかうつった方言
あと何度重ねられるモーメント
焦らずにさ まぁ行こうのんびり
小腹空いたら寝巻でコンビニ
散歩しようっつってなんのあてもなく
歩いた末にただ待たせたレコ屋
とか振り返ってみりゃしょうもない
また適当に行こうオザショーとか
未来から見りゃいつかの数日間
二人で過ごす最後のクリスマス
10年でも 100年でも
忘れないよう二人の今を
書き留めて俺がこんなVerseを蹴る頃
誰かが君のお腹を蹴る
いつもわりとそう ゆっくり流そう
リズム刻んてくランデブー浮かんでく
フライデームーン息してる
いつもここらへんで息してる
君を明るい未来に導ける
シビリアンどうせ会うと好きになる
嫌になる謝って土になる
認め合う慰め合う言葉に会う
丸になりそして燃え上がる
核にある魂は引き寄せ合う
見つめ合う 睨み合う
君になる 虹になる
そして意味になる
自由にもっと踊ってたい
理由もなく歌ってたい
こうして過ごして残してこう
魂の形
希望はきっと動き出して
理想はもっと広がって
Hey yo 調子はどう?ってこう
君とただ踊ってたい
そう何気無い
とりとめない
けど求めたい
- 作詞
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル, BOO
- 作曲
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル, BOO
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル の“いつかの二人 (feat. BOO)”を
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- 1
めぐるうた Intro
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 2
相槌
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 3
New Verse
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 4
TSUMAMI (feat. HI-KING TAKASE & GAPPER)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 5
Sagami-Ono Sta. (2020)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- ⚫︎
いつかの二人 (feat. BOO)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 7
Act Like You Drunk
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 8
青春のヒビ 〜至ってる〜
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 9
DARE (feat. HUNGER & ポチョムキン)
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 10
想巡
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 11
また遊ぼう
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 12
IVANterlude
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 13
調子どう?
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
- 14
Born Again
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
WATTとの出会いは恐らく2006年辺り。
彼は当時2MCの「韻部」として活動しており、
「Mu-Sick」なるそれはもう筆者にとっては相当なクラシックを作り出した天賦の才持つ若者だった。
そんな彼のNew Album「めぐるうた」が2021年に到着。
2015年の前作「栞」を更に凌駕する彼の突出したBeat,Rap,Melodyセンスが多分に収められている。
14曲それぞれが無限に輝きつつ、着地点は1つのテーマで繋がるアルバムだ。
これまで積み上げてきた彼のキャリアも大いに語りたいところだが、
ここでは飽くまで本作に絞り、その突出したセンスをひとつまみしてみよう。
「相槌」でのDilla,Commonへの敬愛で見せる根っから一途なB-Boyイズム、
どこまででも突き抜ける堪らない爽快感にBOO氏の歌声でその力を増す「いつかの二人」、
既出シングルで十八番と言えよう本作屈指のバンギンチューン「DARE (feat. HUNGER & ポチョムキン)」、
同じく既出シングル、HipHopブルースとでも呼びたくなってしまう気だるいトラックに哀愁漂うサビが印象的な「また遊ぼう」、
ラストチューンに相応しいホーン・メロディ・リリックが狂おしい三つ巴の様相を見せ、ふと頬を濡らすであろう「Born Again」。
日毎夜毎、己のBeatとリリックに一喜一憂し、
クラブで気の知れた仲間たちと乾杯を繰り返し朝を迎え、
愛しい我が子の笑顔に万感の思いを馳せる。
等身大のWATTのストリートライフが十二分に伝播される作品だ。
R&Bには「変わりゆく、変わらないもの」なんて言葉があったりするのだけど、
WATTは今作でHipHopを「輪廻」と提唱して魅せた。
寄せては返す波の音。
出会いと別れ。
家族の死があり、家族の新たな生命を授かる。
Beatを切り刻み、新たなLoopを創作する。
自分とはいかに?
自問自答の繰り返し。
数を積み重ね、時を経たからこそ自然で無垢に吐露された「めぐるうた」。
ああ、僕も君も至ったもんだ、ねぇWATT??
(Text by RYJZ1)
アーティスト情報
WATT a.k.a. ヨッテルブッテル
東京生まれ長野育ち、現在は神奈川を拠点に活動するMCでありBeatMaker。 2000年頃よりkamuriとのHipHopグループ"韻部"を結成し活動後、2009年よりソロ活動を開始。 日本を代表するMCの一人であるNORIKIYOにその才能を認められ、YUKICHI RECORDSと契約し2枚のアルバムをリリース。 独自のサンプリングセンスが際立つMPCを駆使したビートメイクと、淀みのないフロウで聴かせる自然体のラップスタイル、時に聴く者の心を揺さぶるメロディーメイカーとしての一面も持ち、マニアックさと大衆性を絶妙なバランスで共存させた作品を生み出している。 自身の作品の他にも様々なアーティスト・企業への楽曲提供/リミックス/客演で活動の幅を広げている(NORIKIYO,BASI,BES,DJ Deckstream,サイプレス上野とロベルト吉野,hokuto,Red Bull 64 Bars,Abema TVなど)。 2021年12月には6年ぶりとなるニューアルバム「めぐるうた」をリリース。
WATT a.k.a. ヨッテルブッテルの他のリリース
BOO
牛山企画