70th Anniversary

1934年（昭和9年1月30日）　
東京下町の両国の履物屋生まれの　MR GG。
日本では稀少な2020年現在86歳の現役スティールギター奏者。
戦後間もなく10代から米軍キャンプでの演奏や、FENの米軍ラジオステーションや米軍新聞での人気を集めた話題の人物である。
夏は「イリオハワイアンズ」冬は「トロピカルキング」（ラテントリオ）のバンドマスターとして、スティールギター以外の全ての楽器をマルチに演奏し、日本のハワイアン・ラテン・ジャズの音楽史の先駆者である。
10代よりの活動は、後楽園ホールでのバッキー白片との共演や、NHK昼のリズムでのラテントリオ出演などの数々のBIGステージで活躍。
国内友人には大橋節夫氏・寺内タケシ氏・マヒナスターズの和田弘氏・あべりつこの師匠ジョージ広田氏・坂本九やザ・ピーナッツを世に出したダニー飯田氏（パラダイスキング）は大親友・後輩には鶴岡雅義氏や白石信氏などの著名なプレイヤーがいる。
海外の著名知人には、マイケルジャクソンの最後のバンドメンバーベーシストのダナルヴォイエットや、ポインターシスターズやギタリスト、ジョンマンフォードや、ヴァンヘイレンのメンバーやチープトリックのメンバーが来日の際には立ち寄り交流をした。当時のアメリカでの愛称は”スカーリー”。
1981年以降リットーミュージックの音楽誌「PLAYER」の毎月連載、スコットおじさんの愛称でアメリカのオールド楽器情報や著名人のレポーターで人気を集めた人物でもある。

現在も、ハワイアンその他のジャンルを問わず、老若男女への楽器指導者としても現役活躍中の人物である。
この度、14歳から音楽を独学で始め現在72年目になる記念として　MR GGのコレクションアルバム『70th Anniversary』を配信スタート。