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歌詞

キマイラの憂鬱

Mensis IV Aria Reliquiae

朱 凪ぐ情景に

霞んだ 無常の星

遠ざかる 白夜の陽

去りし憂いの 気配

仕組まれた 輪廻の先を逝く

幾多の生 恐れた幼き感情よ

零れてゆく 僅かな希も

無為と 繰り返えす夢に 沈む

最期に 重ね合わせた幸福よ

痛みの中で 苦界を彷徨う

誰も知らない 窓辺に虚ろう

名も無き花の様に

壊れてしまえばいい

何もかも忘れて

崩れ落ちた奇跡

隠した傷跡を

咲かせて見せてよ

応えなどないから

例え 泣けたのなら

幸せでしょうか?

満ち欠けの 幽明に

躊躇う 蒼き非よ

満たされぬ 残り火が

贋物だと 微笑う

紡がれた 因果を手繰りゆく

愛しき性 飼い殺しの春に問う

横臥る 虚しさ 塗り潰して

脆く 繰り返えす夢を 見てた

幽かに 聴こえた声を見失い

闇の中で 真実を象る

巡る季節と 愛しき春よ

誰そ彼は鬱 葬送

壊して了えばいい

何もかも失くして

剥がれ落ちた理性

私だけの痛み

咲かせて見せよう

いずれ来る終わりと

華やかに彩った

鈍色の季節よ

もう一度と

枯れ落ちた星を集めて

二度と孵らぬ 季節を告ぐ

燃えゆく花

いつか見た 宇宙へと

届く 筈でしょう

ねえ きっと

あゝ 神よ

手繰り合わせた 星屑よ

未完の夜に 溶けて 消え逝く

浅き夢見じ 去りゆく影よ

応え無く 灰は舞う

壊れたままでいい

何もかも忘れて

崩れ落ちた奇跡

隠した爪痕を

暁月の哀歌も

燃え尽きた挽歌も

例え 笑えるなら

幸せでしょう

想 今この生も

忘れてしまえばいい

  • 作詞

    nola

  • 作曲

    nola

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ダークで重厚な世界観と美しくも激しい劇的な音楽性の融合。
退廃幻想×ポストアポカリプス×SF的世界観が織りなす、コンテンポラリー"Sci-Fi"ゴシック音楽プロジェクト「Mensis IV Aria Reliquiae」1stEP。

月世界をテーマにしたオリジナル創作プロジェクト「Gematria XIIX」を原案とした、呪われた血と神性、そして宇宙の真理を廻る物語。

アーティスト情報

  • Mensis IV Aria Reliquiae

    オリジナルSci-Fiゴシック創作「Gematria XIIX」原案。 ダークで重厚な世界観と美しくも激しい劇的な音楽性の融合。 退廃幻想×ポストアポカリプス×SF的世界観が織りなす、コンテンポラリーゴシック音楽プロジェクト。 Produced by nola (mental sketch modified)

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