kagami utsushi (feat. 花隈千冬)のジャケット写真

歌詞

kagami utsushi (feat. 花隈千冬)

wa-ta-shi-is-mine

姿見に映ったお出かけ姿の私が嫌い

よそ行きモード キメても

パッとしない髪型

10年経ってぶり返した思い出が

胸をグサグサ

メッタ刺しにしてしまうから

私は血まみれなの

藁人形に詰めた

はち切れそうな恨み

錆びた釘で深く貫いた

Omaerananteshindeshimae

Konoyokarainakunare

溢れ出す呪いが……

土砂降りの雨

誰か私を連れ去って

心地よい夢だけを見ていたいの

もう二度とない

私が私でいられる

ささやかな幸福を求めている

振りまいたその笑顔の裏側で

復讐を誓う

御託を並べても

絶対に容赦しない

10年経って忘れかけた頃合いに

君をグサグサ

メッタ刺しにしてしまったら

返り血に溺れてるの

片耳を引きちぎった

パンダのぬいぐるみ

君の横に寝かせて微笑んだ

Omaerananteshindeshimae

Konoyokarainakunare

抑え切れない歓び……

雷鳴が響く

誰か私を匿って

心地よい夢だけを見ていたいの

もう二度とない

私が私でいられる

ささやかな静寂を求めている

くずおれていく君はいつかの私だった

苦しみも悲しみもいずれ癒えてゆく

この手に伝わる熱もやがて冷めてゆく

鏡写しの憎たらしい私を

いつまでも私だけのものにしていたい

  • 作詞

    wa-ta-shi-is-mine

  • 作曲

    wa-ta-shi-is-mine

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    kagami utsushi (feat. 花隈千冬)

    wa-ta-shi-is-mine

"kagami utsushi"はアーティスト wa-ta-shi-is-mineの1stリリースとなる楽曲である。歌詞は人間の深層心理における痛み、憎しみ、そして自己探求のテーマを哲学的に掘り下げている。復讐心と自己喪失の狭間で揺れる主人公の姿は、感情の複雑さとそれに伴う自己破壊の危険性を浮き彫りにしている。この作品は、自己理解と癒しの重要性、そして負の感情に囚われることの危うさを問いかけている。明るいボカロ曲のようなポップなスタイルと、攻撃的なPhonkやDrum'n Bassの要素を組み合わせ、人間の表層と深層との間にある葛藤とそれがもたらす自己破壊を表現し、緊張と悲劇の果てにかすかな安楽を希求するような、危うさを孕んだ心理を楽曲展開によって作り込んでいる。

アーティスト情報

  • wa-ta-shi-is-mine

    「私は私のもの」という意味の名を持つアーティストwa-ta-shi-is-mine(ワタシイズマイン)は、「自己の探究」という哲学的なテーマを、ジャンル横断的な音楽表現で深めていくことをモットーとしている。意味深なメタファーに満ちた詞、本人が制作する奇妙で稚拙なイラスト、ボーカロイド・Synthesizer Vなどの音声合成ソフトウェアによる歌声を組み合わせ独自のニッチを開拓する。流行のボカロ曲からPhonkやDrum'n Bassなどの電子音楽ジャンル、オルタナティブロックの要素などを拝借し、アナログからデジタルまで多彩な楽器・音源を用いた曲作りを行なっている。

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  • 花隈千冬

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