日だまりの記憶のジャケット写真

歌詞

ユモリアーテ

日あさ寝

また

足にすがりついた白い温度

細切れの視界みんな

ラヴになった雪の住居

すぐ見えなくなった地平線の向こうに

ほの光った氷の城を指して

うたう無音の光景

きみはゆがんだきみの世界を

守っていたいんだね。

そして気象は絶えて

雪の化粧箱で

すべてを隠してしまった!

白く憂いて

あの子の呼吸が

ずいぶんか細くなればいい

固く閉ざして泣くから

困ったね、ユモリアーテ!

一方

白夜の彼方 絶対零度の氷海で

「僕ぜんぜん平気だよ」

って言い聞かせていた

ぜんぶ

埋まっちゃうの?

埋めちゃうの?

きらめきも深い傷も

眠っちゃいや、いや…

意志をつたっていく白い温度!

粉雪が遊んでいる

色を欠いて意識障害と踊る

細胞壁は

崩れ落ちてしまうまえに

日溜まりとリアリティの夢を、みて、いた

きみはゆがんだきみの世界を

守っているんだね。

生きてみたい、は痛いね

ならば深い雪ですべてを

隠してしまうの?

白く答えてあの子の呼吸が

とうとう途絶えてゆけばいい

固く閉ざして泣くのに

困ってるユモリアーテ!

一方

白夜のさなか 絶対零度とせん妄症

「僕きっと平気だよ」

ってうわ言を

ぽつり…ぽつり…

(日溜まりずっと甘い青)

ノックノック

ドアを叩いて

世界がぜんぶ眠っても止まずにずっと

最後の声が

困った声が呼んでる

「おもいで ゆるしてほしいの!」

白く拒んだあの子の呼吸は

何回真雪に沈めても

袖を掴んで泣くから

困ったね、ユモリアーテ!

そして

白夜の夢と絶対零度の幻想に

「僕だって平気だよ」

ってずっと、ずっと繰り返す

(日溜まりずっと甘い青)

  • 作詞

    電ǂ鯨

  • 作曲

    電ǂ鯨

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