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dry as dust にとって、約10年ぶりとなる待望の新作。
活動は少ないながら、その存在は語り継がれ、現在の日本のオルタナティブロック/エモシーンにおいて、確かなリスペクトを集め続けてきた。
激情と静寂を行き来するダイナミックなアンサンブル、そして日常の機微を掬い上げる言葉は、dry as dustの大きな特徴であり、後続世代のバンドやリスナーに深く影響を与えている。
cinema staff、the cabs、indigo la End、plenty、きのこ帝国、THE NOVEMBERS らと同じ時代を駆け抜け、数多くの共演の中で磨き上げられてきた彼らの音楽性は、昨今の“オルタナ”や“エモ”という言葉だけでは括れない、独自の質感と存在感を放っている。
今作では、この10年で積み重ねてきた「生活」や「人生」の時間が、かつて以上に切実な温度を伴って鳴らされている。
若さゆえの衝動だけではなく、変化や喪失、それでも続いていく日々への祈りのような視線が、静かに胸へ残る作品だ。
過去をなぞる再結成ではなく、“今を生きた先”として鳴らされる、dry as dustの現在地。
長い年月を経たからこそ放たれるその音は、再び多くのリスナーやミュージシャンの心を揺らしていくはずだ。
dry as dust (ドライアズダスト) since 2003 from city of Hakodate, Japan
Perfect Music