止め処なく溢れる熱い雫は
火照った頬を痛めつけるの
嘘を吐く誰かの冷めた瞳は
湿った空気を今凍てつかせる
邪に揺れた不安定な線は
幻の点と点を結んだだけ
今年もホラ、秋雨が土を跳ね彩る
満ちる満ちる憤懣の沼にあっけなく人々は沈み
代わる代わる欺瞞の刃が心の溝を奥深くなぞる
仮初めの想いは悲劇を生んで
並外れた滅びの種となる
大時化に見舞われた船と
寂しげに血塗られた行末
日が暮れた空、禍時になり藍色に染まる
満ちる満ちる憤懣の沼にあっけなく人々は沈み
代わる代わる欺瞞の刃が心の溝を奥深くなぞり
巡る巡る時の流れに私は今日も身を委ね
回る回るこの星の陰にいつも隠れ黙っているのは
愛?否、悲しみ?
怪異な営み
小粋な街並み
澱んで見えて
霞んで消えて
- 作詞
藤原晃大
- 作曲
藤原晃大
伍乃煩悩 の“世は黄昏”を
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