

草の匂いを嗅ぐことが 彼の寄り道で
橋の上から見える 芝生に寝そべり
片方によった電灯を 自分の脚として考えた
きみは誰かと歩いている
上から射す陽に比べ 夜の脚は短い
ただ、音に比べて この斜光はおとなしい
*
語る距離が近く 響くには場所が遠く
四枚ガラスが並んで なか二枚に水で満たされた陽向
向こう側を透けて見えるのは あの場を通る誰か
読めない字で書かれた紙切れを握りしめている
その紙には弱さが書いてある
手に近く 昨日のはずれた視線
だから 水中を歩く
*
抱擁とは遠いこの場所から 部屋を覗きこむ
電飾の貼られた壁の隅をつき
いよいよ
外に出る
- 作詞者
吉村空枝人
- 作曲者
Hajō
- レコーディングエンジニア
中村渚
- ミキシングエンジニア
中村渚
- ギター
吉村空枝人, 中村渚
- ベースギター
中村渚
- ドラム
藤本壮志
- キーボード
中村渚
- シンセサイザー
吉村空枝人
- ボーカル
吉村空枝人

Hajō の“彼岸の背高草”を
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シリアスでブルーな音像を紡ぐオルタナティブロックバンド・Hajō(はじょう)が、自身初となるEP『Grow into Season』をリリース。
「新代田環七フェスティバル」(2024年は「中村渚 吉村空枝人」名義、2026年にHajō名義)への出演を経て、独自の存在感を放つHajō。作詞・作曲を手掛ける中村渚、吉村空枝人に加え、FUJI ROCK FESTIVAL’26出演の「二兆円」のドラマー・藤本壮志を招いた3名で制作される。
今作は全編自主レコーディングで敢行され、マスタリングはnoguchi_taoru(ochiaisoup)が担当。オルタナティブロックやポストパンクを根底に置きながらも、70’sフォーク、シューゲイズ、エレクトロニカ、アンビエントなどのオルタナティブ・スピリットを貪欲に吸収し、2026年現在におけるオルタナティブを規定する作品となる。
バンド名の由来であり、吉村が作詞作曲を務めたTr.4『波状』では、中村のシルキーなボーカルの熱唱から、3分を超える吉村の轟音ギターソロが続き、Bloodthirsty Butchersや名越由貴夫、サーストンムーアを彷彿とさせる凄みを見せる。
その他にも、レコーディング素材をコラージュした音響派的ドラムンベースのTr.1『Seasons』や、スティーヴ・ライヒ的な単音リフをMineral的な初期衝動で拡張したTr.3『瞳の』など、実験性と衝動、エモーショナルが同居した充実の全編となっている。
アーティスト情報
Hajō
劇伴製作を機に、中村渚、吉村空枝人、藤本壮志(二兆円)の3人によって結成されたロックバンド。轟音と静寂を縫い合わせる独特のムードと、音響的な制作・アレンジが特徴。2026年8月に初となるE.P.『Grow into Season』をリリース。主なライブに東京芸術大学学園祭(「中村渚吉村空枝人」名義)、新代田環七フェスティバル(2024年は「中村渚吉村空枝人」名義、2026年はHajō名義)等。
Hajōの他のリリース
Hajō
