歌詞

はなのちるごとく　ゆめをひきさいたきょうじんは

あかつきもまてぬと…くるおしく

こえいしょうぜんのすがたで

こいしさにみもだえて

はらり、はらりと　おちたなみだづきのしずく

ながきよのふち　みいだすは　あやかし　まぼろし…

じょうげんのつきにさそわれし

とわのほとりは　うたかた

されど　ついえぬいのり

たなびかす　はかないかぜのなかで

さめやらぬあいを　いくどさけんで

よこたわったそら　にじんだつき

ひそやかなることのはを

いくえにもおりあげて

いくせいそう　されどはるかかなた

ありしひのおもかげは

かなわぬちぎりとなり

ひらり、ひらりと　むげんへうつりにけりな

とげをだくような

おろかしきすがたでまどうだけ

こいしくからめたゆびをほどき

どこへきえたのですか

きずな　ほかにはなにものぞむべくもなく

そのなをよぶ

ああ　つむぎしねがいよ

ふうらいのかなたへときえゆけ

こいしくからめたゆびをほどき

もうかえらぬそのせに

ふかきゆめみしこころ

きょうじんとなりて

あいをひきさく