歌詞

蓮の上にも　十年待てば

いつか光が差すと　誰が言った？

血税踏みつけ　権力の蓮台

地獄に咲いたは　嘘と裏金

今こそ変革の時が来た

五欲にまみれた　その眼をこすれ

衆生の声を　無視するなかれ

南無阿弥陀仏で　ぶっ叩け！

選挙の時だけ　拝むその掌（て）を

救済なきこの国を　照らすのは

口先だけの経じゃない

魂の説法だろう！

減税唱えて　先送り地獄

福祉という言葉を　人質に取り

利権パズルに　はまる議案書

諸行無常しがみつくな

変化を受け入れよ

「無常」と笑って　切るな庶民を

「空」だと逃げる　お前が虚ろだ

南無阿弥陀仏で　ぶっ壊せ！

清貧忘れた　俗まみれの塔を

回向（えこう）の鐘を鳴らす　その前に

戒律すら守れぬ

愚僧より　愚かじゃないか！

我、仏に成らずとも

煩悩のブルドーザーとなりて

嘘まみれのこの浮世

一度地ならししましょうか

南無阿弥陀仏で　叫べ！ノイズとともに

「色即是空」って　空っぽじゃない

怒りの奥に　慈悲を込めて

この国をもう一度見つめろよ！

南無阿弥陀仏……

南無阿弥陀仏……

沈黙の中に　真実は宿る