不可能的サフラン

「あなたとの出会いは奇跡的で運命を感じてしまった。
ステージに立つあなたとフロアで見てる私だけど、私のために歌ってくれてるんだよね？
まだ出会って日にちは経ってないけど、話してないことも知ってるよ。
他の人よりも私は特別でしょ？回数だってお金だって積んでないけど本能的に伝わってくるよ。
今までの些細な行動が私の気持ちと交わって一生離れられないんだよね。無責任なことはさせないから。
でも本能的に感じてるんだ。
–−–−やっぱ運命だね–−–−」
××年××月××日。運命だと信じて待つとある健気な物語。