Facing mirrors Front Cover

Lyric

Facing mirrors

SADATO

午前零時 灯りを消して

鏡をふたつ 向かい合わせる

百まで数え 目を開けたら

知らない私が笑ってた

ひとり…ふたり…まだ増えてく

最後の影だけ動かない

息を止めても 目を逸らしても

視線だけは逃げてこない

合わせ鏡 合わせ鏡

終わらない夜が映り込む

いちばん奥で手を振るのは

昨日の私じゃなかった

合わせ鏡 合わせ鏡

名前を呼ばれて振り向けば

こちらを見ている"私"だけが

ゆっくり部屋から歩き出す

曇るガラスに赤い文字で

「やっと会えた」と滲んでいた

触れた指先 凍るみたいに

鼓動だけが遠ざかる

カタン…カタン…鏡が鳴る

誰もいない部屋の隅で

数え切れない私の中で

ひとりだけ瞬きをしない

合わせ鏡 合わせ鏡

映るたび顔が変わってく

笑っているのは誰なのか

泣いているのは誰なのか

合わせ鏡 合わせ鏡

奥からひとり近づいてくる

「今度はあなたの番だから」

その声だけが耳に残る

鏡を伏せても 終わらない

灯りを点けても 消えはしない

部屋を出たのは 私なのか

それとも あちらなのか

合わせ鏡 合わせ鏡

百人目には触れてはいけない

最後の影と目が合えば

もう二度と朝は来ない

合わせ鏡 合わせ鏡

今夜も誰かが試してる

もし鏡の中でひとり多ければ

どうか最後まで――数えないで

  • Lyricist

    SADATO

  • Composer

    SADATO

  • Producer

    SADATO

  • Programming

    SADATO

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