Lyric

壊れるほどに目覚ましたたき重い体に鞭入れる

作り笑顔で武装し今日も互いに腹の探り合い

弱み晒せば足元見られて神も仏もありゃしねえ

身を結ばない孤軍奮闘これじゃ与太郎三太郎

ウォー　声にならぬ叫びを上げる

ウォー　刃先が内に向かぬよう

己を守る僅かな鎧に鋼の強さはないけれど

古今東西口蜜腹剣　損か得かで世はまわる

眉間しわ寄せとにかく否定　嫌味陰口蝶々しい　のらりくらり義務から逃れ

済ました顔で権利は主張　知らぬ存ぜぬ我関せず　そもそもやる気がありゃしねえ

まことしやかな脳書き垂れて　おざなりなおざり胃がきしむ

ウォー　声にならぬ叫びを上げる

ウォー　返す刀の向く先は

せめて一太刀僅かな望みを錆びた刃文に纏わせて

千言万語の舌を弄して打てど響かず目を覆う

夢か現か幻か嫌な汗かき目が覚める

のたまう簡素化・効率化うまい言葉ですり替えて

無理をするなの声は届けど　そうでもしなけりゃ回らねえ

有休消化の裏に聞こえる　取れるもんなら取ってみろ

ウォー　声にならぬ叫びを上げる

ウォー　あえて剣の刃を渡り

半死半生僅かな意識で欠けた切先鞘に収め見えぬ首輪を酒でかき消し

とりもなおさず世はまわる

そんなもんさと誤魔化しながら　浅い眠りにまた浸る・・・