Lyric

「ねえ 見てよ あの星」

君が 指さした 光る空

「いつか 宇宙の果てまで 行けるかな？」

君は 笑って 僕は 頷いた

夜風が ふわり 頬をかすめ

星の瞬きが 波のようで

「願い事 叶うかな？」

君の声が 夜に溶けた

流星群 二人きり

願うたびに 光る夜空

言えなかった 想いの分

君の横顔 焼き付けていた

君に届け このスターダスト

夜を越えて 駆け抜けてく

叶わないと 分かってても

願いかけた あの星は今も

遠く 遠く 輝いてる

いつかまた 君と会えたなら

この想いを 星座に変えて

そっと 名前をつけよう

「ほら 覚えてる？ あの星座」

君が 教えた 夜の地図

名前さえも 忘れたけど

君の声は まだ残ってる

街の灯りが 滲む夜に

星の光は 変わらないのに

手を伸ばした その先に

触れられない 君がいた

それでもね 不思議だよね

空を見上げるたび思い出す

手を伸ばした その先に

君の影が 滲んでいた

君に届け このスターダスト

言葉よりも 真っ直ぐな光

追いかけても 追いかけても

消えてしまう 流星のように

それでもまだ 祈り続ける

いつかまた 君と笑えたら

この願いを 星空に託して

ずっと 君を想うよ

もしも 宇宙の果てまで行けたら

君にまた 会えるかな？

手を伸ばせば まだそこに

君の声が 聴こえそうで

君に届け このスターダスト

夜を越えて 駆け抜けてく

叶わないと 分かってても

願いかけた あの星は今も

遠く 遠く 輝いてる

いつかまた 君と会えたなら

この想いを 星座に変えて

そっと 名前をつけよう

「いつか 宇宙の果てまで——」