Lyric

朱く溶けてゆく陽が覆い 空に馴染む

なぞるよう爪先は 遠い空を仰ぐ

後ろ姿を何度も思い出すよ

最後に交わした約束 口ずさみ

やさしく 溶けてゆく 溶けてゆく 儚き願い

わたしを すり抜けて すり抜けて 消える

小高い丘の上でぼんやり眺めてた

いつもの夜見たのは いつかの朱い空

大切だった景色は変わり果てて

思い出せない あなたのあの笑顔

やさしく 崩れてく 崩れてく 儚き願い

わたしを すり抜けて すり抜けて 消える

風強く 炎揺らめいて 闇が誘う

けれどすぐにはいけないよ あなた残して

やさしく 抱きしめる 抱きしめる たゆまぬ願い

わたしの 奥底へ すり抜けて 消える

小高い丘の上でぼんやり眺めてる

いつまでも いつまでも 此処で待ってるから