きらびやかなオペラ座で
紳士淑女の亡霊たちが
ゆらゆらと揺れている
憂鬱な目の色のままで
壁中に飾られた
埃被った肖像画たちや
メッキの剥げた仮面が
カタカタと嗤い出した
マスカレードの熱に浮かされて
奴隷も市民も王様も
ここではケモノに戻るだけ
今宵はマスカレードの夜
目が眩むほど輝く
金色の服のプリマドンナが
仰々しく礼をして
天使達はラッパを吹き鳴らす
ワイヤーに吊るされて
肩に鎌を担いだ死神が
脚本家の言う通り
紅い幕を下ろすのさ
マスカレードの熱に浮かされて
奴隷も市民も王様も
ここではケモノに戻るだけ
今宵はマスカレードの夜
- 作詞者
田淵フミ
- 作曲者
田淵フミ
- プロデューサー
田淵フミ
- グラフィックデザイン
田淵フミ
- ギター
田淵フミ
- ベースギター
田淵フミ
- プログラミング
田淵フミ
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田淵フミ
アーティスト情報
田淵フミ
2016年1月にボカロPとして活動を開始したロックンロール、ブルースロック、ガレージロックを核とするアーティスト。当時のバンド解散をきっかけに新たな音楽表現を求めボカロの世界へと飛び込む。 東方アレンジバンドサークルでの活動を経て培った音楽性を活かし、ロックを主軸とした力強い楽曲を制作しながら、歌詞では「嘘をつかない」ことを信条に、真摯なメッセージをリスナーに届けている。 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、 NIRVANA、Rolling Stonesといった国内外のロックレジェンドに影響を受けた楽曲は、自由なロックの精神を体現しつつ、単車いじりを趣味とする自身のライフスタイルとも共鳴している。 現在はボカロPとしての活動に加え、R&Rバンド「THE CAMELLS」のGt. Voとしても活躍中。
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