歌詞

潮騒のカーテン (feat. OИE)

新しい夜明けが訪れても

昨日が今日に変わるだけで

抱え込んだモノは積み重なってく

憂鬱って名前の疫病で

胸の奥まで凍りついて

街並みの喧騒すら失われた

君は相変わらず窓の傍で

潮風にハミングを乗せて

色褪せた世界をただ眺めていた

祈るように

揺れるカーテンに抱かれながら

僕の好きな歌を口ずさむ

消え入りそうな君の声が

僕の心を溶かしてく

長い長い旅路のその果てに

見つけたガラス瓶の欠片

緑に輝いた瞬間があった

覚えてるか

揺れるカーテンの腕の中で

君の好きな歌をうたいたい

調子外れな僕の声で

君が微笑んでくれるなら

いつまでもここに居よう

いつまでも夢を見よう

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田淵フミ
2016年1月にボカロPとして活動を開始したロックンロール、ブルースロック、ガレージロックを核とするアーティスト。当時のバンド解散をきっかけに新たな音楽表現を求めボカロの世界へと飛び込む。東方アレンジバンドサークルでの活動を経て培った音楽性を活かし、ロックを主軸とした力強い楽曲を制作しながら、歌詞では「嘘をつかない」ことを信条に、真摯なメッセージをリスナーに届けている。 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、 NIRVANA、Rolling Stonesといった国内外のロックレジェンドに影響を受けた楽曲は、自由なロックの精神を体現しつつ、単車いじりを趣味とする自身のライフスタイルとも共鳴している。現在はボカロPとしての活動に加え、R&Rバンド「THE CAMELLS」のGt. Voとしても活躍中。
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