Lyric

咲いていた

誰にも見つからないところで

枯れてしまう前に君へ

一眼で知った特別な想い

君に手は届きそうなのに

遥か彼方にある気がした

その心に触れるには

君の何でもない一瞬一瞬

その当たり前の欠片になりたい

咲いていた

何にも言わずに

プライドが邪魔をして

過ぎ去ってくだけだ

大事な想いが粉々に

砕け散ってしまう前に

走れ君へ

春が去ってまた夏が来て

確実に終わりが近いな

握りしめたこの手の想いは

もうここには置いとけない

何にもできずに何にも言えないままで

後悔だけはしたくないから

咲いていた

君は確かに綺麗に

凛と真っ直ぐ僕の目を見てた

大丈夫、きっと大丈夫

壊れそうな心臓の音が止まない

一眼で知った特別な想い

いま君は目の前にいる

飾れない

かっこ良くもない

澄んだ言葉で

君はそこで笑ってた

咲いたんだ

想いは咲いたんだ

君に伝えた言葉が

二人の手を繋ぐ

これから新しい日々を

綺麗な言葉で一杯にしていこうか