取留めない身体一つ
投げ出した、花に嵐
春に咲うその陰で
甘い死臭が肺に滲みる
彼の記憶が脈をうつ
荒れた皮膚が覆う肉
夏は春を踏みつけて
有耶無耶にするために来る
喧騒の只中で凪ぐ様
「幸せで不幸でもある」
混じりあい溶かしあう程
春が濁っていく
冬が来れば夏を乞い
汗で粘る肌のこと、
無言が劈く夜のこと、
何もかも忘れて悴む
取留めない身体一つ
投げ出した、花に嵐
春に咲うそのかげで
心二つ、泥に塗れて
- 作詞
水科みり
- 作曲
水科みり
水科みり の“或る季節”を
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- 1
生活
水科みり
- 2
唇に毒
水科みり
- 3
きらきら光る
水科みり
- 4
Soundless
水科みり
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平成
水科みり
- ⚫︎
或る季節
水科みり
- 7
愛の御前
水科みり
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夢から醒めた夢
水科みり
アーティスト情報
水科みり
ジャパニーズシンガーソングライター
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