明暗のジャケット写真

歌詞

努力と諦め

ACE COOL

すっかり外も暗く なった頃 6時丁度 トラックに荷物を 積むとこ

悴む手と吐く 息が白い 東京で8度目 の冬を越そうとしていた

配達で疲れた体 タイムカード切って新宿駅向かってた

全く変化の無い日々の中いては 自分という存在の価値を見失っていた

他がまた羨ましく 思っては追う数字 そんな風に 人の評価で保つメンタル

ほぼ無意味 ってことわかってるつもりなのさ でも不意に

押し寄せる不安と自分への憤り この異様に狭い空が落ちてくるんじゃないかと

思えてくる ほぼ参ってる 見慣れたネオンサインと人の海へ 紛れてく

まだ此処で握ってるのさ鉛筆 白紙の恐怖 対峙しながら吐いてく 書けた今日も一行

そのささやかな前進を 頼りに歩いてく 出口見えない暗いトンネル 僅かな情熱

28 重ねた歳月 その過ぎ去った日々に思いを馳せる

今一人ただ此処で好む孤独 小さなアパート 狭い部屋から生み出されてく

曲達と 長い時間を そこに愛を 抱くけどやるせないんだ今の環境

そこへの折り合いのつけ方 がわからないまま時だけ流れた

地元のダチは結婚して持つ家族 俺は今日も自分の布団を畳む

人を愛する ことできずにひたすら また書いてる何処へ向かうかもわからず

本当にありがとうACE COOL 感謝してる 最高なACE COOL

本当は何がしたいかハッキリしたんだよACE COOL

人生救われたよACE COOL もう一度前向いてみようと思えたありがとうACE COOL

頑張ってみるよACE COOL どん底だけどやれるかもACE COOL

最高な曲達ありがとうACE COOL 表現をしてくれてありがとうACE COOL

光無かった狭い部屋 GUNJOが産んだもの達俺を照らした

予期せぬDMその言葉 救われたって言葉に逆に救われた

自分の為にやったことが結果人の為に 孤独の先に見えた小さな光

数字じゃない ところでやりがいを 感じまた握る鉛筆を

見てる前を まだやるよ 自分の足りないとこすべて ダサいとこもすべて受け入れて進むよ

不屈の希望 に根差した 諦めがあったからなんとか歩けた

ACE COOL過小評価 そんな時代の評価とかより 歌うことに意義持てるかそれが重要

全うするよ駆ける俺の人生 常に鏡の前 自分に問うよ

  • 作詞

    ACE COOL

  • 作曲

    ACE COOL, Atsu Otaki

明暗のジャケット写真

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圧倒的なスキルと叙情性で高い支持を得たアルバム「GUNJO」 から約4年振りとなるアルバム『明暗』が5月29日(水)にリリースされた。
「Red Bull 64 Bars」や「03- Performance」といった動画コンテンツへの参加、客演や各地フェスへの出演、また今年3月7日に渋谷WWWで行われたワンマンライブ「群青ノ痕」の成功など、シーンで確かな存在感を発揮してきたACE COOL。
ファンの期待値も高まる中、待望のリリースとなった本作。"「幸福とは何か」という普遍的な問いに、妥協なく答え続けた極めてパーソナルな作品である。”と自身は語る。
プロデュースにはJJJ、Miru Shinoda、BFN TOKYOTRILL、Atsu Otaki、Yuke Myrasが参加。
アルバム全体に敷き詰められたピアノには白瀬元、yahyelのKento Yamadaがギターで参加するなど、作品のテーマ、音楽性ともに実験性に満ち溢れている。
ミックスは11曲をAtsu Otaki、"愛情"のみJJJ、マスタリングはMike Bozziが担当。
アートワークはAtsushi Yamanakaが手掛けた。
本作『明暗』のCD書籍が今年の夏頃に販売を予定している。

アーティスト情報

EVOEL

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