歌詞

少し悴んだ両手 暖める季節が 終わり告げる頃 吹く風は柔らかい

懐かしさに浸る間もなく 羽ばたく背中を

溢れる想い堪えて そっと押したよ三月

BABY 時は流れて 戯れあった思い出さえも陽炎

遠い街で暮らす人よ あなたはまだ覚えていますか？

長く伸びゆく飛行機雲 いつまでも消えない 雲道の先に何を見るだろうか

そんな事なんか気にしないで くだらない話をしようって

救われていた日常を 季節が攫ってく

BABY 見上げた青空が 揺らいで霞んで瞳に映るのは

遠い街で暮らす人よ あなたをまだ忘れられず 嗚呼

アスファルトの上 もやもやと 揺ら揺れる蜃気楼の中に

会いたい人の姿はないが 置いてきた記憶がある 鮮やかに

BABY 時は流れて 戯れあった思い出さえも陽炎

遠い街で暮らす人よ あなたをまだ忘れられず

どこまで歩いてきたろう？ 届かないと分かってるだろう されど

遠い街で暮らす人よ あなたをまだ忘れられず 嗚呼

ここまで来たよ