歌詞

初めて迎えるこの新年

お祭り騒ぎみんな仕事お休み

なんとなくずっとそう

思ってたけれど

実際案外そうでもなくて

コンビニ店員、トラックの運ちゃん

夜間配属の看護師さん

倉庫作業段ボールの仕分け

汗の匂い染み付いた作業着

年越し直前漫画喫茶

おそばを注文したお客さん

個室で1人で紅白観戦

寂しそうな背中にお待たせしました

世界は誰かの仕事でできている

宇宙人のジョーンズは

そう言ってたっけ

このろくでもない素晴らしい世界に

今年はいいこと有りますように

除夜の鐘聞こえる俺も行きたいな

首を左に振った刹那

目に映った職場の

ぶっ壊したくなるほどの汚れた白壁

現実に戻され仕事に手を戻す

除夜の鐘聞こえる俺も行きたいな

来年の今頃は何してるんだろうな

虚しく反響する108つの音を

鼓膜にへばりつかせ始まった新年

いつだって財布が

重くなってた正月

いつからか財布が

軽くなってくしょうがない

もらう側から与える側へ

そして元気と笑顔与えられる側へ

この後もバイトだから

飲めないアルコール

欲しいアンコールの手のなる方へ

きっとこれが夢への

布石と強く信じて

埋めたシフト三が日フル出勤

スノボも旅行も行かずにひたすら

劣等と葛藤をインクにペンを

ベットタイム削り音楽にフルベット

ありったけの夢をかけたルーレット

この先はどうなる？絶対に売れる

自分に言い聞かすことしかできず

机の前での暗中模索

夢と現実の追いかけっこは続く

除夜の鐘聞こえる俺も行きたいな

首を左に振った刹那

目に映った職場の

ぶっ壊したくなるほどの汚れた白壁

現実に戻され仕事に手を戻す

除夜の鐘聞こえる俺も行きたいな

来年の今頃は何してるんだろうな

虚しく反響する108つの音を

鼓膜にへばりつかせ始まった新年