ボク不在の世界のジャケット写真

歌詞

ボク不在の世界

雨ノ弱

天気予報は 今日も晴れです

心模様とは裏腹に

雲ひとつない 蒼い空です

ボク不在の世界で

不感症の心に 哀しみを上塗りして

藍く染まった痣に 名前をつけてあそぶ

空回りの日々より 空っぽの今日が虚しくて

答えなんてない夜に 溶けてゆく影法師

触れない夢 形のない幻

遠い記憶の中のキミが笑う

満たされないのは ボクが空っぽだから?

それともキミの世界にボクがいないから?

天気予報は 今日も晴れです

心模様とは裏腹に

開いた穴も 塞がるのでしょう

そこにボクがいなくても きっと

緩やかに 続いてく 上書き保存される日常で

思い出消去したら

心ごと 消してしまった

触れてしまったの 鮮やかな幸せ

いつか泡となり溶けてしまうのでしょう

満ちてゆく藍 ひどく甘い希望は

最期に患う重い病なのでしょう

お天気雨が 降ったあの日を

キミはとうに忘れたのでしょう

傷みもやがて 薄れるのでしょう

日々は流れてゆき…

春夏秋冬重ねたら

記憶さえも 枯れてしまうでしょう

歩いた先に何が残るの

そこにボクはいるかな? いなくても

  • 作詞

    井上結夢

  • 作曲

    雨ノ弱

ボク不在の世界のジャケット写真

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雨ノ弱 1st mini Album『ボク不在の世界』

アーティスト情報

  • 雨ノ弱

    — これはボクとキミのお話。 雨おとこノボク、弱むしなキミ ふたりぼっちで描く物語。 — 物語の主人公「ボク」を取り巻く世界を楽曲で表現する現代的シネマティックロックバンド。 Vo.井上結夢自身が「ボク」という物語の主人公であり、その独特な感性から生まれる歌詞は現代の若者の在り方を表現し、その生き辛さに寄り添う。 ジャンルにとらわれないテクニカルな楽曲と世界観溢れるライブ演出は観客を物語の中へと引き込み、まるで映画を観ているかのような感覚にさせる。

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