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Lara Jarrellが12月31日にシングル『スロウレイン』をリリースする。本作がセカンドアルバムからの先行配信だと聞いてとても驚かされた。彼女のファーストアルバム『JARRELL』は今年8月にリリースされたばかりだからだ。そのあたりの経緯はまた別の機会で話すとして、わたしは車の中で彼女から送られてきた『スロウレイン』を早速聴いてみた。偶然にも外は雨で、この曲が放つ世界観に見事に引きずり込まれてしまった。わたしは美しすぎない彼女の歌声がとても好きだ。幸せな記憶とともにどことなく漂う切なさが同時に押し寄せる。そんな感覚のあと、最後のフレーズがやけにずっしりと胸に残った。これは痛みなのか愛なのか。曖昧だからこそ優しいそんな不思議な曲だった。 writing by himi
「音に打ちのめされて傷つくものはいない」 その言葉を胸に人知れず歌い続けた。 多くの才能溢れるラッパーを抱える大阪の老舗レーベル BONSAI RECORD その中では初の女性シンガーとして異色を放つ存在である。 「まるで戯れているかのような距離感で」と 自身の名前に授けた意味は深い。 様々な経験を経た彼女だからこその視点でその世界観を強く表現する。 過ちや悲しみを越えて生きていくためにとても必然的で最善の方法。 彼女は音楽への想いをそう話す。 その歌声をジャンルとして言い表すことはとても難しく 独自の感覚でgrooveを生み出す唯一無二のアーティスト。
Bonsai Record