Adolescent Memoriesのジャケット写真

歌詞

恋でした

大槻 剛巳

風にさらわれ 心がにじむ

雨に打たれた 後のように

湿っぽさだけ 残っている

どこまで行くんだ ぼくの心

澄んだ空に 引かれて行く

風船と一緒に ぼくの恋も

窓のカーテン 薄ボンヤリの青

投げ出した スケッチブック

いくつも残る あなたの影

冷たく吹き付ける うつろな風

ミルク入りの コーヒーさえも

今では苦さが 残っているだけ

・・・・恋でした

・・・・恋でした

遠い街の 灯のように

消え入りそうな 貴女の姿

コップの中の スミレの花が いつの間にか 枯れていた

・・・・だからもう 忘れます

・・・・なるべく早く ・・・・忘れます

壁の傷にも 思い出浮かぶ

ふざけて踊る 二人の姿

背中合わせの 哀しみなんて

見えない振りして 笑い合った

あなたの描いた デッサンさえも

泣き出しそうな ぼくの横顔

・・・・恋でした

・・・・恋でした

細い指を 重ねてみて

伝わる想い 信じた瞳

長い髪が 風に揺れて

ささやくように 誓った言葉

遠い街の 灯のように

消え入りそうな 貴女の姿

コップの中の スミレの花が

いつの間にか 枯れていた

・・・・だからもう 忘れます

・・・・なるべく早く ・・・・忘れます

  • 作詞

    幸田 圭子

  • 作曲

    大槻 剛巳

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医学博士・大学教授にしてミュージシャン・大槻剛巳のアルバムリリース第4弾「Adolescent memories」。

大槻が高校の頃に1年間ほど、お互いの作詞を文通のようにやり取りしていた福島県郡山市の同学年の女子、幸田圭子氏の作詞集。

結局は、お出会いすることもなかったのですが。

すべての楽曲に補作詞をして、ボサノバを中心としたサウンドで、思春期の切なさを届けます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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