Adolescent Memoriesのジャケット写真

歌詞

眠たさだけが元気です

大槻 剛巳

太陽は 目を覚まし

朝を くれたのに

返せるものは 何もない

すがすがしさは まわりで薄れ

明るい声も ここまでは

届かない

もう朝は 騒いでいるのに

ここんとこだけ 夜みたい

部屋のブルーの カーテンも

昨日から ずっとそのまま

牛乳屋さんは ずっと前

素通りして 行ったのに

あれから 私は このままで

同じ所に いるんです

吹き抜ける そよ風が

窓を 叩いても

ほつれた髪は そのままで

出掛けるまでの 支度を数え

少しくじけて もう一度

目を閉じる

コトコトと お湯を沸かして

白いミルクと 目玉焼き

そんなあれこれ 後回し

長すぎた 夜をそのまま

宿題ひとつ 忘れてる

テストの準備 遅れてる

そのまま 私は 微睡んで

同じ所に いるんです

牛乳屋さんは ずっと前

素通りして 行ったのに

あれから 私は このままで

同じ所に いるんです

眠たさだけが 元気です

  • 作詞

    幸田 圭子

  • 作曲

    大槻 剛巳

Adolescent Memoriesのジャケット写真

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医学博士・大学教授にしてミュージシャン・大槻剛巳のアルバムリリース第4弾「Adolescent memories」。

大槻が高校の頃に1年間ほど、お互いの作詞を文通のようにやり取りしていた福島県郡山市の同学年の女子、幸田圭子氏の作詞集。

結局は、お出会いすることもなかったのですが。

すべての楽曲に補作詞をして、ボサノバを中心としたサウンドで、思春期の切なさを届けます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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