Adolescent Memoriesのジャケット写真

歌詞

小さなスミレ

大槻 剛巳

小さな テーブルの上

透き通った コップ

中には スミレ

一本きりの 子どもの スミレ

正面向いて 座って

テーブルに そっと

指で 綴るのは

自分の名前

ほんの少しの イダズラ

スミレのあなた

明るくて 楽しそうで

何が そんなに?

どうして?

ちょっと うらやましくて

じっと 見つめてる

スミレの あなたを

ちょっぴり 俯いたまま

飲み忘れた 紅茶

気持ちを込めて

あなたの笑顔 思い出してる

伝えるはずの 言葉も

好きですと 一言

でもね それはムリ

あなたの名前

重ねて綴った イタズラ

スミレを見れば

重なって 浮かんでくる いつか あの時 あの場所

そっと 憧れ抱いて

じっと 見つめてる

スミレと あなたを

スミレのあなた

駆け足で 近づきたい

もっと 素直に まっすぐ

小さなスミレ 撫でて

きっと 叶うなら

あなたへの想い

  • 作詞

    幸田 圭子

  • 作曲

    大槻 剛巳

Adolescent Memoriesのジャケット写真

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医学博士・大学教授にしてミュージシャン・大槻剛巳のアルバムリリース第4弾「Adolescent memories」。

大槻が高校の頃に1年間ほど、お互いの作詞を文通のようにやり取りしていた福島県郡山市の同学年の女子、幸田圭子氏の作詞集。

結局は、お出会いすることもなかったのですが。

すべての楽曲に補作詞をして、ボサノバを中心としたサウンドで、思春期の切なさを届けます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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