Adolescent Memoriesのジャケット写真

歌詞

風のように

大槻 剛巳

あんまり空が 晴れていたから

時のたつのも 忘れていたよ

小川の水の 優しいつぶやき

耳のそばで 流れていたよ

緑の風が 小枝を誘い

小さなメロディー 奏でていたの

この野原の ほんの片隅

名無しの花が うなだれていた

ああ 時はもう このままでいて

風のようには 流れないで

幼い頃に あなたと逢って

二人は そのまま 時を重ねた

手に手を取って はしゃいだせせらぎ

小さな魚 跳ね回ってた

いつから 少し はにかむ様に

それでも 伝わる想い 信じて

この野原で 夕陽を見つめて

肩を寄せて 言葉紡いだ

ああ 光る夢 大切にして

見失わずに 守っていて

季節が 少し 泣き顔見せて

あなたが 遠い街に 越しても

つながっている 響きあっている

同じ空を 二人で見てる

緑の風に 想いを乗せて

小さなメロディー 奏で続ける

いつか二人は 心ひとつに

旅立つ朝を やがて迎える

ああ どこまでも いついつまでも

風と一緒に 進んでゆく

ああ 光る夢 大切にして

見失わずに 守っていて

ああ 時はもう このままでいて

風のようには 流れないで

  • 作詞

    幸田 圭子

  • 作曲

    大槻 剛巳

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医学博士・大学教授にしてミュージシャン・大槻剛巳のアルバムリリース第4弾「Adolescent memories」。

大槻が高校の頃に1年間ほど、お互いの作詞を文通のようにやり取りしていた福島県郡山市の同学年の女子、幸田圭子氏の作詞集。

結局は、お出会いすることもなかったのですが。

すべての楽曲に補作詞をして、ボサノバを中心としたサウンドで、思春期の切なさを届けます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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