Lyric

固く閉じていた唇に

空気が触れる音さえも

どうしようもなく響き渡る

どこかを見ているその眼差しは

酸いも甘いも知り尽くしていそうで

息を吐けば忘れられてしまいそう

夜を濡らした雨が過ぎ去ったと思えば

アスファルトに描いた水溜りは動こうとしない

どんなに心が離れていっても

どんなに時間が経っていってもこの

笑顔は君にだけと

このまま目を離さないでいてほしいよ

時間を止めよう

この先君が二度と目移りしないようにさ

でも時計の針が動き出しそう

あの頃僕が探していたこと

気づいてないんでしょう

窓から差し込む光が

空気を舞う埃 照らす

肩を揺らすと列を乱す

こちらがそっぽを向いている時は

僕のことなんて気にも留めないかな

部屋に残る君の足跡を辿る日々

見違えるほど大人になったね

服の好みも変わったね

あの時探していた

君の「好き」は見つけられたの

どんなに心が離れていっても

どんなに時間が経っていっても

もう歌うのは僕だよ

このまま目を離さないでいてほしいよ

ぽっかり開いた一人ぼっちの時間は

埋まりはしないけどさ

もう君と離れたくはないの

今でも君を気にかけていること

気づいてないんでしょう

このままいつまで2人でいられるのかな

どれだけ心が離れようと君には

どこにも行かないで欲しい

いつまでもこのままでいよう

いつでも君を気にかけてること

このまま手を離さずにはいられないと

わかっていたよ はじめから僕らのエゴ

忘れやしないけどさ

まだ君をそばに感じたいよ

いつでも君を探していること

いつでも君を気にかけてること

いつでも僕が探していること

気づいてないんでしょう