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市という巨大なシステムの中で、見えないまま扱われていく存在についての楽曲。
数字やデータ、記録やラベルによって人が整理されていく世界のなかで、記録されない感情や、どこにも残らない人生は確かに存在している。
それでもそれらは「存在しないもの」として扱われてしまう。
本作「Whispers in the Concrete(コンクリートの中のささやき)」は、“barcode”や“files”といった象徴的なモチーフを通して、誰が私たちを数え、誰が私たちの物語を決定しているのかという問いを投げかける。
しかしこの楽曲は単なる批評ではなく、絶望の中にあってもなお、小さな真実を拾い続ける意志についての歌でもある。
コンクリートの隙間に埋もれたかすかな声に耳を澄まし、それを見過ごさないこと。
大きな声や明確な正しさではなく、名前を持たないささやきに光を当てること。
その行為自体に意味があると信じるすべての人へ向けた一曲。
Echo Bloomは、音楽を知覚の記録として扱うユニット。 音を表現ではなく、見え方の記録として残している。 感情の変化と、現実が人ごとに異なることを観測している。