歌詞

生まれ育った街

もう僕はここにはいられない

カバンひとつに収まる人生

生まれ育った街

いつまでも面影探してた

あの日に置いてけぼり喰らったまま

歩いてゆく

憧れ追い越して

優しく僕を呼ぶ声を

聞いちゃいけない

聞いてしまいたい

ひとりでちゃんと立てるまで

その音絶やさないままでいて

まっすぐ見据える

その瞳を肯定しよう

明日は見えないからこそ意味がある

途切れかけた道

人波にのまれて溺れてた

行き交う人には見えていないみたい

途切れかけた道

いくつものビルで埋め立てた空

東へ行きたくて

あの日もらった眼差しを

逸らしたくない

逸らしてしまいたい

熱のこもったその痛み

癒えても忘れないままでいて

何度も上げ続ける顔

照らしていこう

どこにも行けないからこそ

根を張れる

乾いてゆく

積み重ねたものは吹けば飛んでゆく

かすんでゆく

こころが見えなくて

優しく僕を呼ぶ声を

聞いちゃいけない

聞いてしまいたい

ひとりでちゃんと立てるまで

その音絶やさないままでいて

まっすぐ見据える

その瞳を肯定しよう

明日は見えないからこそ意味がある

何度も上げ続ける顔照らしていこう

どこにも行けないからこそ

根を張れる

芽吹いたばかりのその青

育てていこう

誰よりも君だからこそ価値がある