

もう何年も過ぎているのに
叶わなかった願いは今も胸に残ってる
そうか、って胸の奥で
野暮ったいスーツに包まれてありきたりな自己紹介
やる気と元気のパラダイスそんな言葉が並んで
普通ならそれで十分で誰も振り返らないはずなのに
特にとても綺麗な澄んだ瞳がそこにあった
南にある太陽みたいに明るくて暖かくて
気づけば僕は照らされていた
日陰にいたって関係なく
その光は迷わず届いて
輝かされた僕は
その場所から飛び出したくなったんだ
何の取り柄もなかった僕に羽をくれた
もらった羽はもうボロボロだけどまた飛びたい
何度も何度でも思わせてくれる
そう寛裕この笑顔はいつも
自信ないようで自信ある二人
自信あるようで自信のない二人
補い合えてるような気がしてたんだ
客も少なくてお爺さん一人でやってる小さなお好み焼き屋
500円の豚玉湯気越しの会話が楽しくて
君が名付けた青のりの会そのセンスに笑って
歯の隙間から主張する青のりに二人で転げた
部品みたいに欠けた僕を
一つずつ磨くように
否定もせずただ信じてくれた
その視線に応えたくて
昨日より少し前に出られた
力は自然に湧いていた
何の取り柄もなかった僕に自信をくれた
少し薄れてしまってもまたいつかって
何度も何度でも思わせてくれる
そう寛裕この笑顔はいつも
突然の別れあのときああしてればとか
言えなかった言葉ばかりで
思い出を黒く染めていく
裕福になりたいと人は言う
光る服や数字の話
本当は違うと思いながら
僕もどこかでそう思ってた
何の取り柄もなかった僕に幸せ教えてくれた
現実には無理かもしれないそれでも
何度も何度でも思わせてくれる
そう寛裕この笑顔はいつも
久しぶりに思い出すこの感覚
懐かしさで満ちていく胸の奥
子供みたいな願いだと笑われても
何の取り柄もなかった僕を救ってくれた
全部がボロボロでも
それでもまた飛びたい
何度も何度でも思わせてくれる
そう寛裕この笑顔はいつもここにいてくれる
分かった
やっと分かった
やっと分かったんだ
取り柄はあったんだね 僕の取り柄
君と出会えた君に教わった
何度も何度でも力をくれる
そう寛裕この笑顔はいつもいつまでも
カウンター越しに聞かれた
「どういう関係ですか」の一言
に冗談みたいに笑って答えた
「これから一緒になるんですよ」
あれからもう何年も過ぎているのに
叶わなかった願いは今も胸に残ってる
そうか、って胸の奥で
- 作詞者
近藤孝紀
- 作曲者
近藤孝紀
- プロデューサー
だもな
- ボーカル
だもな

だもな の“寛裕 -この笑顔は-”を
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