暁、暗んだ道のジャケット写真

歌詞

暁、暗んだ道

鈴夏

正午と二十七分、目が覚めた

エアコンの効きすぎた部屋、乾いた空気に

季節の行先を見失った 気怠いこの身あしらった

窓辺に足をのばす

観葉植物に水をやり過ぎてしまう

癖はあの日から治らない

浮かんだ記憶にもほら、ついでにかけて

枯れた無骨な指も滲んでたんだ

今更浚って嘲笑って泣いた 夜に焦がれた

マチバリを打った日々が蘇るんだ

如何様さなんて非抗って咲いた 君は溶けてった

僕だけを残して

"ほんとうに馬鹿だった" なんてさ

戯れ言を吐き並べても痛いだけで

麻酔も使わず君を破った ミニクイくらい波打った

紛れもなく僕だった

管状欲物と冷え腐った銀皿は

もうあの日からここにはない

君の笑みすらもほらついでに溶けて

荒れた歪な日々が浮かんでたんだ

今更浚って嘲笑って泣いた 夜に焦がれた

マチバリを打った日々が蘇るんだ

如何様さなんて非抗って咲いた 君は溶けてった

僕だけを残して

月日が流れて

ただ空っぽな天井を見上げてた

暁、暗んだ道をなぞってるんだ

気休めさなんて四度はらって打った 空の言葉に

最低だ、最低だ

今更浚って嘲笑って泣いた 夜に焦がれていた

マチバリを打った日々が蘇るんだ

如何様さなんて非抗って咲いた 君は溶けてった

僕だけを...いや君だけが

静かに静かに静かに

静かに、静かに。

  • 作詞

    鈴夏

  • 作曲

    鈴夏

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    暁、暗んだ道

    鈴夏

シンガーソングライター「鈴夏」。個性的なハスキーボイスとgroovyなサウンドで、都会的でアダルトな世界観を表現する。「後悔と懺悔」を描いた本作品では、穏やかな情景とは相反するLo-fiサウンドに重なるコーラスが悲しげな世界観を演出する。

アーティスト情報

  • 鈴夏

    シンガーソングライター「鈴夏」。独自の言葉選びと耳に残るサウンド展開で、都会的アダルトな世界観を表現する。 唯一無二の個性的ハスキーボイスとグルーヴィーなサウンドの相性は抜群!

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