風の又三郎
橋本啓一
九月一日の朝
二百十日
不思議な転校生
薄曇りの放課後
馬、走る
どっどど どどうど どどうど どどう
光る石
ガラスのマント
がらんとした気持ち
吹雪の中
うすあかりの国
ひかりの素足
氷のような手
透明な風
よだかの星
星のない夜空
灼けて死んでもかまいません
どこまでもどこまでも空へ
さいかちの木の下
知らない、知らないよ
すきとおったほんとうのたべもの
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本格文学朗読演劇シリーズである極上文學の第12弾「風の又三郎・よだかの星」(原作:宮沢賢治)のために書き下ろされた、ジャズピアニスト橋本啓一のオリジナル曲集。全編ソロピアノで演奏される。
札幌生まれのプロジャズピアニストです。 1979年から、活動の拠点を東京に移しました。 新宿ピットインなど、多数のライブハウスに出演しています。 また、ブラザートムとのユニットでのライブ演奏・作曲や、「極上文学」シリーズなどの演劇音楽のプロデュースも手掛け、作曲・演奏などを行っています。
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